国民年金を２年分前納するため、口座振替依頼書を記入した時のお話です。
▷ 「年金制度」より心配な、いい加減な生き方ー国民年金２年分前納を申請
国民年金保険料を引き落とす口座は、マイナンバーに紐づけた公的受け取り口座と、同じにしておきました。
将来、年金を受け取る日のために、一本化しておいたほうがいいのかな、と思ったのです。
口座名義人まで書き終えて、さあ「届出印」を押そう！と思ったところで、手が止まった。
あれ！？
この口座の届出印って、どのハンコだっけ・・・？
お恥ずかしい話ですが、うちには印鑑がゴロゴロしています。
口座を作成したのは、ずいぶん昔なので、どの印を登録したのか、思い出せない・・。
「多分これだろう」と思う印鑑はあるもの、
もし「印鑑相違」で書類が戻って来ちゃったら、２月末の提出期限を過ぎちゃうかも。
保険料の割引率が最も大きい「口座振替による２年分前納」が申し込めるのは、今だけなのにー。
今後２年間、ちょっぴり多く保険料を払うのは避けたいわ！
どこかにメモってないかしらん？
・・・とさんざん探して、気づきました。
ネット銀行の口座だから、そもそも印鑑を登録してなかったのです。
●ネット銀行要注意：年金の口座振替に失敗しました（後日談）●
・・・私、バカすぎる・・・。
しかしこういうミスは、いつものことなので、すぐに立ち直りました。
そんなことより、次は、
そもそも登録印が無い口座の場合は、「届出印」の欄は空欄でいいのか？
を調べなくては。
これは、銀行のホームページで、すぐ答えが見つかりました。
ソニー銀行では届出印はありませんが、収納企業によっては捺印が必要な場合がございます。その場合は、任意の印鑑をご捺印ください。
預金口座振替依頼書によるお申し込みの流れ｜口座振替｜MONEYKit - ソニー銀行
なーんだ。
ハンコが押してあれば、何だっていいってことね。
なんだか無意味だなぁ。
印鑑不要論が起こるのも分かるわ。
印鑑なんて、どんどん無くしていけばいいのに・・・。
・・・なんて、簡単にそんなこと言って、いいんだろうか・・・？
だって、印鑑の作成や、販売を生業にしてる人も、たくさんいるし、
中には、大切な思い出の詰まったハンコだってある。
うちにはハンコがゴロゴロしてる、と書きましたが、
そのうちの一つは「お守り印」です。
同世代の皆さんなら、きっと覚えておいでのはず。
昭和時代、就職や成人のお祝いに、「姓名判断付きの印鑑」は定番アイテムでしたよね！？
私のお守り印は、中学に進学した時に、両親がプレゼントしてくれました。
なんでも、「小石川の高名な彫り師の先生にお願いした」とかで、
それなりに、お金をかけてくれたんだと思います。
使うと開運になるということで、その印を実印登録しましたし、
マンションの契約にも使いました。
両親が、私の幸せを願って作ってくれた印鑑を、簡単に「要らない」とは言えないな・・。
効率化と伝統、電子化と思い出の品。
変化は、ときどきコンフリクトを起こしますが、上手にバランスを取っていきたいです。
とにかく。
届出印の無いネット銀行の場合、口座振替申請の確認は、オンラインで行われるようです。
預金口座振替依頼書によるお申し込みの流れ｜口座振替｜MONEYKit - ソニー銀行
２月末の期限までに、無事に手続きが完了し、ちゃんと保険料が安くなりますように。
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余談ですが、私の「お守り印」は下の名前です。
お嫁に行っても使えるように、って・・・。
お父さん、お母さん、せっかくの配慮を無にして、ごめんなさいー。
↓
昭和の思い出話ばかりでごめんなさい、な50代！
