管理職も会社も辞めました日記

管理職を辞めたいけど、今後の生活が心配・・。そんな気持ちを綴るうち、セミリタイアしちゃいました。が!現在はフリーランスとして、セミリタイアとは言えないほど、働いちゃってます。旧タイトルは「管理職やめたいです日記」

【パラダイス】国会図書館で、思い出の雑誌に再会ー無料で学べる!楽しめる場所(2)

パラダイスを、発見してしまいました・・・。

しかも永田町という、日本のど真ん中に。

 

どうしても読みたい、古い雑誌があったので、国立国会図書館へ。

そしたら・・・そこがパラダイスだった!!

 

絶版した雑誌や図書が読み放題、

カフェは安いし、

WiFiや電源まであるし。

利用はもちろん、無職・セミリタイアに優しい「無料」!

 

国会図書館には、関西館(京都)もありますし、

近くの図書館を通じた資料探しや複写など、来館しなくても利用できるサービスもあります。

 

国会図書館に所蔵されていたのは、絶版本だけじゃない。

そこには、懐かしい「あの頃」も、保管されていました。

みなさんも、国会図書館で、「あの頃」と再会してみませんか?

 

 

あの雑誌の、あの号をもう一度読みたい

思い切って踏み切った、セミリタイア。

せっかくの無職生活中に、やりたいことをやるために、

「子供時代を思い出す」というワークをやりました。

「やりたいことをやるためのワーク」については、この記事をご参照ください

恋のお相手がいないオバサンのトランプ占いで「分かったこと」とは

 

その時に思い出したのが、中学生のころ読んでいた雑誌でした。

父親から、借りて読んでいたんだけど、子供っぽくて照れくさいので、雑誌名は、書きません。

 

中でもとりわけ、とある号のことを、鮮明に思い出して、

以来ずっと、「あの雑誌のあの号を、もう一度読みたい・・」と、願うようになりました。

 

しかし、80年代に刊行されたその雑誌は、とっくの昔に、絶版になってます。

古書店や、メルカリなどで、探すことも考えたんだけど、

何年何月に発行された号だったかを、正確に覚えてなくて。

まさか、その雑誌を、片っ端から買うわけにもいかないし。

 

あの雑誌には、二度とお目に書かれないのね・・と諦めていたときに、

国会図書館のことを思い出した。

「はっ!国会図書館になら、古い雑誌があるのでは!?」

 

日本の出版物のすべてが揃う、国立国会図書館

「国会図書館には、日本の全ての出版物が所蔵されてる」、どこかでそう聞いたことがある。

調べてみたら・・・

国立国会図書館(こくりつこっかいとしょかん、英: National Diet Library)は、日本の国会議員の調査研究、行政、ならびに日本国民のために奉仕する図書館である。また、納本制度に基づいて、日本国内で出版されたすべての出版物を収集・保存する日本唯一の法定納本図書館である。

国立国会図書館 - Wikipedia

 

やっぱり!

ということは、あの雑誌も、国会図書館にあるのかも!

 

こちらで、事前に蔵書を検索してみたら・・・

国立国会図書館オンライン | National Diet Library Online

私の探してる雑誌が、東京本館に所蔵されてると分かりました。

 

ちなみに、公式HPで見つけた、国会図書館のミッションがカッコよかったです。

「真理がわれらを自由にするという確信に立つて、

憲法の誓約する日本の民主化と世界平和とに寄与することを使命として、

ここに設立される。」

国立国会図書館法 前文)

使命・役割|国立国会図書館―National Diet Library

 

国立国会図書館(東京本館)を利用してみた

あの古い雑誌が、もう一度読める・・・。

そうと分かれば、早く読みたくて、居ても立っても居られないわ。

 

行きたいと思った時に、すぐ行かれるのが、無職の良いところ。

さっそく、国会図書館(東京本館)を利用してみました。

NDL_sign

 

公式HPの案内が、とても分かりやすい

利用方法を、こちらで予習してから向かいました。

動画や写真を使っていて、利用の流れが、とても分かりやすかったです。

www.ndl.go.jp

 

さすがは、「日本国民のために奉仕する」図書館ね。

 

利用方法だけなら、上のリンクだけで、十分なんだけど、この先は、

公式HPには無かったり、私が「おお♪」と思ったところを、書いてみますね。

 

「登録利用者カード」が、優れもの

資料を閲覧するためには、利用者登録が必要です。

私は、初めて利用だったので、身分証明書を提示して、登録利用者カード(ICカード)を作ってもらいました。

(3年間有効)

 

このICカードが、なかなかの優れもので。

たとえば、蔵書の検索をする端末を利用する時に、ユーザーIDやパスワードを打ち込むのは初回だけ。

以降は、カードリーダーに、このカードを置くだけで、ログイン・ログアウトできました。

 

国会図書館の蔵書は、個人の利用者は、貸出(持ち出し)はできません。

日本で一冊しかないくらい、貴重な資料があるかも、だもんね。

 

だから、普通の図書館のように、書棚から自分で探すのではなく、

閲覧したい資料は、端末で申し込んで、カウンターで受け取る、というシステムです。

 

受け取りカウンターに、依頼した資料が届いたかどうかも、

専用端末に、ICカードを乗せるだけで、すぐ確認できました。

 

ちなみに、利用履歴は、10日で消去される、って書いてあったと思います。

なんか安心ですね・・・いや、別に恥ずかしい雑誌を探してるわけじゃないけどね。

 

館内用のバッグを貸してくれる

そうだ、貴重な資料と言えば、紛失を防ぐためでしょう、

入館時に、「不透明なバッグを持ち込めない」と案内されました。

(持参したバッグは、コインロッカーに預ける)

 

あらどうしよう。

洋服にポケットも無いし・・・と思案していたら、

ロッカーの部屋で、メッシュの、館内用バッグを貸りられました。

 

ちゃんと、ペットボトルや水筒用のスペースが、仕切られてるバッグでしたよ。

飲み物の持ち込みは可ですが、飲めるのは「水分補給エリア」のみです。

 

それから、スマートフォンとPCは、持ち込めるけど、カメラ機能の利用は禁止。

この「国会図書館利用体験記」に、写真が少ないのは、それが理由です。

 

雑誌には、国会図書館のカバーがかかっていた

さて、バッグを借りたので、入館です。

ずっと読みたかった雑誌の数年分を、端末で申し込み、カウンターへの到着を待ちます。

 

日本の全ての出版物が収められてる書庫、きっとものすごく広いんでしょうね。

書庫も見てみたいなぁ。

 

待つこと約20分。

受け取って見ると、懐かしの雑誌は、国会図書館の立派な表紙で、カバーされてた。

おお、これで、他人には私が何を読んでるかは、分からないね!

 

・・・って自意識過剰よね。

ちなみに、一般書も閲覧しましたが、そちらには特別なカバーはなく、書名が見える状態でした。

 

電源、WiFi完備の閲覧室がある

カウンターで、本や雑誌を受け取ったら、閲覧室に向かいます。

私が席を取ったのは、PCの利用が許可されてる部屋でした。

 

そこはなんと、フリーのWiFiと、各座席には電源が完備です!

国会図書館、至れり尽せり!

 

うちの近くの図書館は、リタイア民のおじいちゃんがいっぱいだけど、

国会図書館の利用者は、老若男女は、ほどよいバランスでした。

 

大学生とおぼしき、若い人も多かった。

「他の利用者はきっと、正当な調べ物が目的よね・・」などと、

自分以外がみんな、頭の良い、ちゃんとした人に見えて、ちょっとおどおどした(笑)。

 

だけど、大丈夫!

私の読んでいた資料には、国会図書館のカバーがかかってるから、

私も立派な調べ物をしてる人に見えたはず(自意識過剰が治りません)。

 

カフェは安いし、お弁当を食べられる場所もアリ

国会図書館には、食事をするところもあります。

カフェは2ヶ所あって、今回は、新館のカフェを利用してみました。

 

lunch

日替わり。セットのコーヒーをつけて、870円。

衣がサクサクで、美味しかったです。

 

以前は、広い食堂もあったそうなのですが、少し前に、閉鎖されたみたい。

元・食堂では、持参した食事を食べていいそうです。

お弁当やお菓子なども、そこで販売されているとのこと。

 

懐かしい本や雑誌に出会えて、電源とWiFiの備わった閲覧室があって、

それらが全部無料で、しかも、安いカフェまであるなんて・・・

パラダイスすぎません?

 

屋外にも休憩場所があります。

中庭で、マイボトルのお茶を飲みながら、「ここになら、永遠に居られる・・」って思ったよ・・。

 

土曜日は抽選予約制、ご注意ください

というわけで、国会図書館の東京本館を、激推しししたいところなのですが、

全面的に推せないところもあり・・・。

 

何かというと、土曜日の利用が、抽選予約制なんですよ。

(2022年12月1現在)

 

【重要】東京本館における土曜日の抽選予約制について(申込フォーム)

 

上のページによると、

  • 初回利用など、利用登録(本登録)の無い人は、土曜の終日抽選予約制で、
  • 利用登録(本登録)済みの人は、土曜でも、9:30-12:00であれば、予約不要

だそうです。

 

これだと、平日お仕事の人は、ちょっと利用しにくいですよね・・。

抽選の倍率が、どれほどなのかは、不明なのですが・・。

 

それから、土曜以外でも、在館者が1,000人に達した時点で入館制限を行うそうです。

こちらもご注意ください。

 

関西館の情報と、来館せずに利用できるサービス

国会図書館は、京都に、関西館があります 

www.ndl.go.jp

 

東京所蔵の本でも、関西館に取り寄せて、読むことができます。

資料の取寄せ(東京本館・国際子ども図書館から関西館へ)|国立国会図書館―National Diet Library

 

逆も、もちろん可能。

資料の取寄せ|国立国会図書館―National Diet Library

 

また、近くの図書館を通じて、国立国会図書館の所蔵資料の取寄せや、

複写の申込みすることもできたり、

デジタル化された資料を、ネットで閲覧することも可能です。

https://www.ndl.go.jp/jp/aboutus/missionandroles.html#anchor02-3-2

 

国会図書館には「あの頃」が保存されていた

・・・実はね。

この日は、いちばん読みたかった号が、見つからなかったんです。

発行期間が長く、冊数も多いため、半分くらいしか読めなかったから。

 

記事内容の検索では、号を絞り込めなかったので、

数年分をお借りして、第1号から、目視で探していたのですが、

他の絶版本も、読んだりしてたので、結局時間切れになっちゃって。

 

でもね、他の号だったけど、あの雑誌には、再会できました。

表紙も、記事も、広告も、全てが懐かしく、ページをめくるたびに、思い出があふれた。

 

国会図書館に保存されていたのは、古い雑誌だけじゃなかった。

そこには、「あの頃」も保存されていました。

私だけじゃない、両親も、友達も、みんなが若かった、キラキラした、あの頃。

 

懐かしくて、閲覧室で泣くかと思ったよ。

時間を忘れて、一冊ずつ、熟読してたので、時間が足りなくなりました。

またすぐ、国会図書館に行かなくちゃ。

 

みなさんにも、再会したい「あの頃」はありますか?

もしあるのでしたら、国会図書館に、行ってみてはいかがでしょう?

みなさんの懐かしい思い出も、保管されているかもしれませんよ。

 

● 無料で学べる!楽しめる場所(1)はこちら ●

 

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