あるLINEグループにて、退職を報告しました。
メンバーは大学時代からの女友達。
普段は、同級生の動向や更年期障害の話題で、盛り上がっています。
ところが、私のセミリタイアについては、いつも、反応がうすい・・。
「ジャスミン、お疲れ様〜」「しばらくのんびりだねー」、と労ってくれたけど、
驚かれたり、理由を聞かれたりすることは無い。
私にとってセミリタイアは、人生の一大決心だったので、正直、少々寂しいです。
・・・「かまってちゃん」でスミマセン。
同じ大学時代の友達でも男性陣とか、かつての同僚たちは、もうちょっと驚いてくれたんですよ。
「えーっ?マジで?もう仕事しないの?」とか、「食っていけるの?」、
「いいなぁ」とか、「それじゃつまらないでしょう?」
・・という感じで。
自分の名誉のために付け加えますが、親密さの問題ではないと思う(多分)。
不整脈で救急車に乗った時には、とても心配してくれましたから(必死の弁解?)
まあ、そもそも私に関心がない、ということは否めないです。
それは別として、この反応の薄さはもしかすると、
彼女たちには、退職なんて「別に普通」なことだから、かもしれません。
このトークグループ、メンバーのほとんどは、現在、専業主婦です。
お子さんがいるかどうかは、まちまちかな。
私より若い世代は、仕事を続ける方が多いようですね。
しかし当時、私の周りでは、結婚や出産を機に、仕事を辞める人が多かった。
(披露宴で、「部屋とYシャツと私」を歌うような時代ですから。)
もちろん、仕事を続けた人もいます。
だけど、専業主婦を選択をした友人たちは、こういう判断を迫られたかも?
- ここで自分が仕事を辞めても、お金は大丈夫か?
- キャリアは、人生観や適性の中で、どれほど重要か?
- 働きたくなったら、また働けるか?
これって、私のセミリタイアの決断と、ほぼ一緒じゃん!
もちろん、時代や環境が許さず、泣く泣くキャリアを捨てた人もいるでしょう。
その葛藤を、私が気づかなかっただけかもしれません。
だけど、退職を判断をする時に、考えなきゃいけないことは、同じだった気がする。
そっかー。
私は「退職退職」と大騒ぎしたけど、彼女たちは、とっくの昔に、この決断をしてたんだ。
そして、ライフイベントの区切りのたびに、「また働くか?」「キャリアどうする」
の判断をしてきたわけか・・。
セミリタイアなんて、英語で言うところの、"Nothing new(今に始まったことじゃない)"、なのかも。
女の人生は、カスタマイズの連続だ!
彼女たち=退職の先輩たちに、いろいろ話を聞きたいけど、
コロナのせいで、リアルに会えないのが寂しいです。
●盛り上がるのはやっぱり、「共通の」関心事じゃないとね。例えば老後問題とか●