こんな日に転職エージェントから連絡があるなんて、これは管理職を辞める流れか!?
と一瞬運命を感じましたが、よく考えたらこういうメールは週に一度は届いてたんだった。
感情に振り回されると判断を誤るので、頭を冷やさなきゃ。
転職のスカウトメール、いつもはスルーしてるくせに、今回ばかりは返信です。
- 管理職から降りたいと考えてること
- キャリアダウンしたいだなんて、採用側にやる気ないと思われそうで心配なこと
- なにより年齢がどれくらい不利なのか気がかりなこと
を正直に書きました。
すると翌日、
「Work/Life Balanceの観点から、キャリアや収入アップより『もっとリラックスできる役割』を選ぶ人、最近は多いですよ。よかったらオンラインでお話しましょう」
との返事が。
『リラックスできる役割』か〜、物は言いようだな〜。
管理職を辞めたい理由を聞かれた時に使おう。
まだ転職するって決めたわけじゃないけど、話を聞かせてもらおう。
さらにお返事お返事。
「なるほど、私は50代前半という年齢ですが、勇気をもらえる情報ありがとうございます。ぜひお話ししたいです。」
とリプライしたところ・・・
・・・年齢を書いたら、それきり返信が来なくなりました。
やっぱりかー。年齢を具体的に書いたからかー。
ってか私の生年月日は登録されてるんだから、年齢を知ってて連絡くれたんじゃないの〜?
とがっかりしたけど仕方ない。
自分だって都合の良い時にしか返信せず、数年間スルーしてたしね。
向こうもお商売、売りにくい商品(私です)は後回しだよなぁ。
全部がそうかは分かりませんが、自分が登録してるような外資系の転職紹介会社は成功報酬。
転職した人の年収の何割かが、その紹介会社に支払われるフィーになります。
(支払うのは採用した企業)
つまり、管理職辞めたい=私の収入が下がる=ヘッドハンターのフィーも下がる
です。
返信が途絶えて数日が経ち、これは放置されたんだな、と判断。
落ち込んだ時よくやるように、湯船にアゴまで浸かって、目を閉じて、心を無にした。
うん、早めに現実が分かってよかった。
この年齢で非管理職に転職しようとするのは難しいんだね。
それでも今の会社は辞めたい。管理職も辞めたい。
ならばもっと柔軟に考えてみよう。
- 正社員以外の働き方はどうだろう?最近は派遣やフリーランスも多様だと聞くし
- あと2年くらいめちゃくちゃ節約して貯金を増やしたら、早期引退できたりして?
なんか元気が出てきた・・・(ただの温浴効果ですね)
管理職じゃなくなったって、別に人生終わったわけじゃない。
50代だって可能性はいっぱいだ!
ふふふと笑ってザッパーンと湯船から上がりました(そんな50代は不気味ですね)
いろんな人に話を聞いて情報収集しよう。
そうだそうしよう。