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いつも書いている通り、私は「投資弱者」です。
しかし、それでも、iDecoだけはやってます。
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この記事にも書いているように、企業版DCのある会社から、無い会社へ転職した際、
iDecoに移管せざるを得なかったのです。
私にとって、これが唯一の、投資らしい投資なのですが、
つい先日、そのiDecoの利益確定を行いましたが、その時、痛恨のミスをおかしてしまいました・・・。
60才まで受け取れなくても、利益確定はできる
iDecoは、年金の一種なので、原則60才までは、受け取ることができません。
現金化できない=利益確定できない、と思いそうになるけど、
変動商品の投信を売って、元本確保型商品を購入すれば、利益確定ができます。
スイッチングというらしいです。
iDeCoでは、60歳以上の給付開始年にならないと現金として受け取ることができない仕組みになっています。そのため、現時点で値上がりして損益がプラスになっていても、そのままにしておくと、給付が開始される時点までに値下がりし、利益が減る、または損失が出ることもあります。
そこで、投資信託の利益相当分を売却して、元本確保型商品を購入することにより、売却時点における利益を確定することができます。スイッチング…これまで購入・運用してきた商品を売却して、別の商品を購入する手続き
iDeCoの「配分変更」と「スイッチング」の違いとは?運用見直しのタイミングや注意点|りそなグループより
iDecoの利益確定をした理由
私はその「スイッチング」を行ったのですが、なぜ、そんなことをしたかと言うと、
アメリカのトランプ氏暗殺未遂のニュースを聞いて、不安になったから、です。
私がiDecoで運用している商品は、投資初心者らしく、
全米と、全世界の株価指数に連動している、インデックスファンド。
「全米」はもちろん、「全世界」も、かなりの部分は全米の株式が占めている。
ということは、私のiDecoの老後資金は、アメリカ次第、ということになるよね。
私自身、20 年以上、アメリカのテック企業に勤務していたので、
基本的に、アメリカ経済のことを信頼しています。
それでも、トランプ氏暗殺未遂のニュースには、動揺してしまった。
アメリカ大統領選には、何が起こるか分からない。
それはつまり、アメリカ経済に何が起こるか分からないということ。
だったら、選挙前の今のうちに、利益を確定して方がいいのでは・・・?
投資弱者が犯した、痛恨のミス
そう思って、利益確定をしたわけですが、いやー、我ながら、
いかにも投資初心者の行動ですよねぇ。
その時の気分で売買するのは、良くないんですよね。
知識としては知っていたのに、ニュースに動揺してつい売ってしまった・・・。
しかもね、失敗はそれだけじゃないんです。
上のりそな銀行の解説をもう一度引用しますので、太字部分を読んでください。
投資信託の利益相当分を売却して、元本確保型商品を購入することにより、売却時点における利益を確定することができます。
「利益相当分を売却」ということは、例えば、200万円投資して、
300万円の利益が出ていたら、利益の100万円部分だけを、
元本保証商品にスイッチングすれば良かったですよね?
それなのに私ってば、この「利益相当分を」を理解していなくて、
保有していた投資信託をすべて(例で言えば300万円分)、元本保証商品に変えてしまったんです。
ニュースにジタバタしてよいお年頃?
あーあ、バカですよねぇ。
投資弱者が「利益確定」なんて慣れないことをやるから、こういうミスをするんですよねぇ・・・。
再度スイッチングすればいいのかもしれないけど、また何かミスをしそうで、
これはもうこのまま、元本保証商品に置いておきます。
(さすがは投資弱者)
それにね、元本保証商品受け渡し後の利回りは、9.16%だったんです。
これが良い成績なのかは分かりませんが、9%もお金が増えたならいいのかも。
欲張っちゃダメよ、ジャスミン、と自分に言い聞かせて、諦めることにしました。
それに、私はもうすぐ、50代半ばで、それほど長い未来が残されてわけではない。
さらにはセミリタイアしてるので、既に資産取り崩しのフェーズに入っている。
投資コンテンツでは、「ニュースに一喜一憂して売るな」と書かれていますが、
私の場合は、ニュースにジタバタしてもいい状況なのかもしれません。
・・・なーんて。
利益確定なんてしなければ、また、全部を売ってしまうようなミスをしなければ、
もっと増えたのかもしれないけどね。
未来は神のみぞ知る。
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