※当記事には広告が含まれています
先週のこと、私は、友人からのLINEを待っていました。
久しぶりに会いたい、と誘われたので、日にちだけ決めて、
時間などは、近くなったらまた連絡するね、と言われていたからです。
ところが、なかなか連絡が来ない。
前日になってもまだ連絡がない。
孤独だけど融通がきく私に対して、家族がいる彼女。
忙しくて、忘れてしまっているのかも?、とこちらからLINEしてみました。
ところが・・・
「何時でもいいし、場所もどこでも大丈夫です。」
と、素っ気ない返信が、1行だけ。
返事が無いとか、既読がつかないという事態だったら、
「彼女に何かあったのかな?」と心配したでしょう。
そうではなくて、返事はあったけど、ぶっきらぼうなのはどうしてだろう?
「楽しみだね!」というLINEを送り合って以来、何もやりとりしてないので、
私が何かまずいことを言っちゃった、という可能性はないだろうし・・・。
会いたいと言ってくれたのは彼女だったのにな。
私との約束なんて、どうでもよくなっちゃったんだろうか?
違和感を感じつつも、私の方で、お店や時間を決め、当日を迎えました。
ところが、待ち合わせに現れた彼女は、私の心配に反して、いつも通り、明るく優しい雰囲気で、ほっと一安心。
私の方も、いつのまにか、前日の対応のことなんて忘れて、楽しくおしゃべりできた。
お店を3軒、はしごしたくらいです。
そして3軒目のお店で、彼女は突然、こう切り出しました。
「実はさぁ、昨日LINEもらった時、◯◯病院にいたのよ」。
なんと、少し前に悪性腫瘍が見つかったそうなんです。
そして前日は、入院と手術の日程を決めるため、医師との面談や、手続きを行なっていたとのこと。
私は、めちゃめちゃ反省しました。
友達は、そんな大変な中でも、私に会ってくれて、話を切り出した時だって、
「大したことじゃないよ」とさりげなさを装って、心配かけまいとしてくれていた。
それなのに私ときたら。
「約束はどうでもよくなっちゃったの?」なんて、くだらないことを考えていたなんて・・・。
こんな風に考えてしまった背景には、家族(しかも社会的に成功してる)に囲まれ、
GWを過ごしている彼女への、ヒガミがあったからかもしれない・・・。
幸いなことに、超早期発見できたため、転移もなく、確実に治るものだそう。
落ち着いたらまた会うことを約束して、お開きにしました。
私はもう50代、中二ではない。
友達の様子がおかしかったら、「嫌われた?」などと考えるのではなく、
「本人かご家族に、何か異変があった?」と心配すべき年齢なんだと、
あらためて実感した、未熟なジャスミンであります。
50代になって治らない中二病