15日から、年賀はがきの受付が開始されてるそうですね。
今年もそんな季節かー。
でも私は、数年前に「年賀状じまい」を敢行したので、焦ることはありません。
今回は、私が年賀状じまいをした時の文面や、周囲の反応、
実際にやってみて感じたデメリットをご紹介したいと思います。
年賀状をやめるのは、やっぱり勇気が要りますよね。
なかなかやめられない、という場合は、枚数を減らすだけでも、負担は減ると思います。
私は、年賀状じまいのついでに「facebookじまい」も行いました。
コミュニケーション手段がスリム化されて、すっきり!
- 年賀状じまいをしたきっかけ
- 年賀状じまい、私の文例
- 年賀状じまい、親密な友達の場合は「年内早めに」予告を
- 年賀状じまいをやってみて、周囲の反応
- 年賀状じまいには、数年かかった
- 年賀状の枚数を減らすだけでも、負担は減る
- 年賀状じまいのデメリット
- ついでに「facebookじまい」もやりました
年賀状じまいをしたきっかけ
年賀状じまいをしたのはいつだったかな・・?
コロナよりもっと前です。
前々職に勤めていた当時、12月は猛烈に忙しかった。
アメリカの本社には、正月休みが無いので(1/1のみ休み。それは日本時間の1/2)、
12月28日で仕事納め♪、なんてわけにはいきません。
そんな激務の中、真夜中に年賀状を書くことは、心身ともに負担でした。
あの頃でも、年賀状の他に、あけおメッセンジャーや、あけおめLINEをたくさん頂いていた。
「だったら全員、電子挨拶でもいいのかも」、そう考えたのです。
仕事人生のほとんどを、IT企業で過ごしているくらいなので、
私はそもそも、電子化が好きなんでしょう。
年賀状じまい、私の文例
ここ数年で、年賀状じまいはずいぶん浸透してきたけど、それでもやっぱり、
年賀状を辞めるのは勇気が要りますよね。
伝統よりも電子化の方が好き、というドライな私ですら、
「年賀状を書くのが負担、という自分の都合を押し付けてよいのか?」と、ちょっぴり迷いました。
相手とのことが嫌いになったわけじゃないものね。
そこで、最後の年賀状の文面は、こんな感じにしました。
「今後は、LINEなどで、より一層仲良くしていただきたく、
来年からは、メールやLINEで新年のご挨拶をさせてください。
メールアドレスは●●@○○.△△、LINEのIDは□□■■です。
お手数をおかけしますが、探して繋がってくれると嬉しいです。
違うツールで、もっと仲良くなりたい、ということを強調しました。
目上の人などには、下線の部分を
「LINEなどで、より頻繁にご連絡をさせていただければ、と考え・・」、
に変えました。
LINE IDで、自分を探してもらいたい場合は、LINE 側で「IDによる友だち追加を許可」をONにしておく必要があります。
LINEでID検索できないときの原因と対処法 年齢認証や友だち追加設定を確認 -Appliv TOPICS
IDを設定してない場合は、後から追加も可能です。
年賀状じまい、親密な友達の場合は「年内早めに」予告を
メールや、LINEのアドレスを、もともと知っていて、
かつ親密な場合は、年内のうち早めに、予告をしておきました。
来年からは、年賀状を止めてようと思ってます。
新年のご挨拶は、LINEでさせてもらいますね。
その分、もっと仲良くしてもらえるとうれしいです!
この予告は、「年内早め」がポイント。
早めに宣言することで、先方がすでに、こちらに年賀状を書いてしまった、
という無駄を防げると思います。
LINEを知ってるということは、多くの場合、日常的にやりとりをしてるということ。
年賀状を止めたくらいでは、関係は切れません。
年賀状じまいをやってみて、周囲の反応
実際に、年賀状じまいをしてみた結果、周囲の反応はどうだったかというと・・・
- 歓迎された(好意的なメッセージが来た。LINEで探して繋がってくれた)
- 相変わらず年賀状を送り続けてくださる
- 相手の年賀状も止まった
と、リアクションはこの三種です。
もともと仲がよかった人からは、好意的なコメントが多かったです。
「私も年賀状を止めたいと思っていた。きっかけをありがとう」
「ご丁寧に連絡をありがとう。時代ですね。これからもよろしく」
などなど、理解していただけて、ほっとしました。
それまでは、年に一度、年賀状をやり取りするだけだったのに、
年賀状じまいをきっかけに、LINEで繋り、定期的に会うようになった友だちもいます。
もちろん、非常識!と、不快に思った人もいたかもだけど、
わざわざそれを書いて送って来る方はいないので、知らぬが仏、ということにしておきます。
年賀状じまいには、数年かかった
意外だった反応が、上記の2番目の、
「こちらが年賀状をやめても、先方は相変わらず送り続けてくださる」というもの。
こちらはお送りしてないに、申し訳ないなぁ、と思うので、
そういう場合は、年賀状のお返事を出して、こう書いてました。
「昨年より、年賀状ではなく、メールやLINEで新年のご挨拶をさせていただいています。
メールアドレスは●●@○○.△△、LINEのIDは□□■■です。
・・・以下、上の文例と同文。
じょじょに枚数は減っていったものの、このお返事を書いてる間は、
こちらも年賀状をお送りしていたわけで、
つまり、年賀状じまいには、数年かかったのですね。
それでも、まだ年賀状を送ってくださる方については、
「私の意向にかかわらず、先方は、年賀状を続けて下さるんだな」と解釈し、
それ以降は、一方的に、ありがたく受け取るだけ、になってます。
年賀状の枚数を減らすだけでも、負担は減る
この「数年かけて、枚数を減らしていく」のが、年賀状じまいのコツかもしれません。
実は、私も、年賀状はゼロでは無いんです。
あまりに目上で、昔ものすごくお世話になった方と、高校時代の親友、
この2名だけは、今も年賀状を出しています。
しかしたった2枚なら、セミリタイア前の激務の12月でも、さほど負担ではなかった。
年賀状は負担だが、「年賀状じまい」にはまだ抵抗がある、という方は、
枚数を減らすだけでも、楽になるかもしれませんよ。
年賀状じまいのデメリット
デメリットの一つめは、やっぱり、つながりが切れてしまうことです。
しかしこれは、「ご縁はまた巡ってくるかも」と考えて、割り切りました。
上に「年賀状じまいをきっかけに、LINEで旧交が復活した」という例を書いたように、
ご縁がある人は、いつかまた仲良くなれるかも。
住所しか知らない友だちに、また会いたくなったら、その時は、
「お元気ですか?」って、手紙を書けばいい、そう考えています。
もうひとつ、実感しているデメリットは、三が日は、あけおめLINEの返信が大変です(笑)。
でもこれも、ハガキの苦労よりは、負担も金銭的なコストも、ぜんぜん軽いです。
ついでに「facebookじまい」もやりました
ここからはおまけ。
私は、年賀状じまいのついでに「facebookじまい」もやりました。
正確には、「facebook messengerじまい」かな。
facebookは、「ソーシャルネットワーク」という映画を観た後に始めたものの、
ほどなくして、投稿も閲覧も、やめてしまいました。
それでも、facebookで繋がってる方からは、facebook messengerで、連絡を頂きます。
しばらくは、そのままmessengerで返信してたのですが、
私は、messengerで、「○時間前にオンライン」と出るのが、どうも苦手で・・。
そこで、「年賀状じまい」の経験を活かすことにしました。
fb messengerでご連絡をいただく度に、
「messengerはもうほとんど使ってないので、これからは、LINEでやりとりしませんか?」
と、根気よく、LINEのQRコードを送り続けました。
わざわざmessengerで、連絡をくれるくらいの間柄ですから、
皆さん快く、LINEで繋がり直してくれました。
今では、コミニュケーションをLINEに一本化できて、スッキリです。
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年賀状と言えば、思い出すのは「プリントゴッコ」。
こんなサイトを見つけました。
懐かしい・・・。
思えば、プリントゴッコを使って自作していた頃が、年賀状がいちばん楽しかったかも。
今はLINEやSNSが主流ですが、それらも、いつプリントゴッコのように、
「懐かしく」なってしまうか、分かりません。
来るもの、盛り上がるもの、去るもの。
それはプリントゴッコやSNSなどだけでなはく、人間関係も同じかもしれませんね。
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