あるボランティアの説明会に参加してきました。
セミリタイア後、しばらくは仕事をしないつもり。
だけど無職の期間、誰とも話さない、社会との接点がゼロ、な生活に耐えられるかな?
・・・そんな心配をしてたら、同僚がボランティアを紹介してくれたのです。
彼の奥さまはアメリカ人で、英語ができる志願者を探してるとのこと。
英語も忘れないし、新しい知り合いもできるし、社会貢献にもなる。
一石二鳥どころか一石三鳥、と喜んで説明会に参加しました。
ボランティアの活動は素晴らしいものでした。
団体のみなさんも素敵な方々で、私の英語力でも対応できそう。
何より、今まで知らなかった「社会の不条理」を目の当たりにした。
こんな現実があるんだ・・って心が痛くなった。
こんな自分でも、何かできることがあれば、と思った・・「けど」。
けどけどけど・・。
このボランティアに参加して、この辛い現実を見続けることに、私、耐えられるだろうか?
社会との接点が欲しい、英語を忘れたくない、
そんな軽い動機で、このボランティアに参加する自信が無い。
団体のスタッフの方に、正直にそれをお伝えしたところ、
「自分達の活動を知ってくれた人が、一人増えただけで嬉しい。」
と、私の意見を尊重してくださいました。
ダメだなぁ、私。
自分の甘さを痛感しました。
だけどね、これでボランティアすべてを諦める気持ちにはならなかった。
自分にもできる別のボランティアをゆっくり探してみよう、と思った。
そう思えたのは、スタッフの方が、
「『英語忘れたくない』みたいな、自分のための動機でも構わない」
と言ってくださったことが大きいと思います。
その方がおっしゃるには「社会に貢献したい」も究極的には自己チューな動機だそうです。
「自分が」役に立つ存在になりたい、というケースも多いからだそう。
どんなことも最初からうまくいくとは限りませんよね。
私のボランティア探しはまだ始まったばかり。
今回のボランティアは、ちょっと上級者向けでした。
同僚の紹介だから、素晴らしい活動だから、という理由で、最初の説明会で決めなくてもいいのかもしれない。
もっと初心者向けのボランティアがないか、ゆっくり探してみます。
初めてのボランティア説明会体験で、そう思わせてもらえて良かった。
この素晴らしいボランティアを紹介してくれた同僚ご夫妻、団体のみなさんに感謝です。