管理職も会社も辞めました日記

管理職を辞めたいけど、今後の生活が心配・・。そんな気持ちを綴るうち、セミリタイアしちゃいました。旧タイトルは「管理職やめたいです日記」

「時給を上げて」の続報ーなぜか本社と直談判

 

※当記事には広告が含まれています

前回の記事「時給を上げてほしいと言ってみた」の続報です。

「ちょっとだけ打ち合わせ」の罠

数日前の朝のこと。

いつものようにメールを開いたところ、本社の上司から、

「ちょっとだけ打ち合わせ(Quick touch base)」というタイトルで、

Teamsミーティングの招待が届いていました。

 

しかも、開催はその日の当日。

いつもは数日前に予定を入れてくれるのに、なんで急に?


タイトルは「ちょっとだけ」なんて軽い感じだけど、これはむしろ"フラグ"です。

こういう時ほど、シリアスな話をされるんだから。

 

急になんだろう・・?

また誰か辞めるのかな?

それとも、派遣会社の時給交渉が、もう彼らの耳に入って、その話をされるの?

まさか、私の派遣契約が終了・・・?

 

画面の向こうに“上司の上司の上司”

不安な気持ちで、ミーティングに参加すると、画面の向こうには、

いつもの上司だけでなく、なぜか、上司の上司の上司がいました。

 

ほらね、全然軽い会議じゃないじゃん。

上司の上司の上司は、グローバルでNo.2のポジションにいる人なので、

これはもう、何かシリアスな話があるに違いない。

 

契約終了の宣告か・・・とドキドキしながら聞いていると、

最初に言われたのは、「ジャスミンの貢献にはとても感謝している。

あなたは外部(派遣)の人だけど、大事なチームの一員だよ。」と。


お?

この導入なら、契約終了じゃないかも?と、少しホッとしたのも束の間、

続いて出てきたのは、「本社社員が担当している業務を、ジャスミンにお願いしたい」

という話でした。

 

いつ言うの?今でしょ。

なるほど、仕事が増える話だったのか。

だけど、私は家庭の事情で(※嘘)、これ以上稼働を増やすことはできないけど?

と聞いてみたところ、勤務日数や時間を増やす必要はなく、

今の枠内で吸収してほしいとのこと。

内容を聞く限り、まあ、なんとかなりそうです。

 

でも、ですよ。

これは、派遣契約の内容を超えてますよね。

 

すでに当初の業務内容よりずっと広がってるし、社員がやるようなことを任されてる。

だからこそ、時給を上げて欲しいと思ってるのに。

 

今だ、お金の話をするなら、今しかない。

とそう思いました。

 

嫌がられるのは怖いし、派遣会社が私の希望を伝えてるかどうかも分からないけど、

相手が新しい条件を出してきたこのタイミングなら、こちらの希望も言いやすいはず。

 

それに、今伝えておかなかれば、後で派遣会社が時給交渉をした時に、

「は?ジャスミンはお金のことなんて、何も言わずに、新しい業務を引き受けてくれたけど?」と言われてしまうかもしれない。

 

そうか、これはビジネスの話なんだ

touchbase

AIに「この記事に相応しい絵を描いて」と頼んだ結果

なので、こう伝えてみました。

「その業務を新たに担当することについてはpositiveです。

しかしながら・・・あのぅ、そのぅ・・非常に言いにくいのですが・・・

これは、現在のJDJob Description、職務記述書)には書かれていないものですよね?

それでも、私の時給は変わらないのでしょうか・・・?

 

ふー、言っちゃった。

でも、相手は一瞬きょとんとした顔をしただけで、すぐに

「Youの言いたいことは分かった。日本(子会社)の人事と話して、返事するよ。」

と言ってくれた。


私が「お金の話をして申し訳ないです。とはいえ、日本も物価高がひどくて・・。」

と恐縮すると、二人とも、

「謝る必要はないよ。これはビジネスの話だからね。

こちらが求めてるサービスがあって、ジャスミンはそれを提供できる。

そこに価格が介在するのは当然だよ。」

と言ってくれた。

お金について話し合うのは当たり前かも

その言葉で、「そうだ、私たちはビジネスの関係だった」と思い出すことができました。

仕事をもらう立場だと、つい上下関係のように感じてしまう。

 

でも、それは思い込みでした。

これはビジネスの話で、だったら金額について話し合うのは当たり前だよね。

そう思えたら、気が楽になりました。

 

本当に時給が上がるかどうかは、まだ分かりません。

だけど、少なくとも、私が希望していることが、本社に伝わった。

それだけでも前進だわ。


さっそく派遣会社にも報告しました。

日本(子会社)は、派遣会社とこのことを話すでしょうから。

担当者さん、この、私の業務増の機会をうまく使って、交渉を成功させてね。

 

● 前回、"上司の上司の上司"が登場した記事 ●

 この人とは「交渉」になりがちなのかしら。

yamekanri.com

 

時給交渉の行方、今後も見守ってくださると嬉しいです

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