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前回の記事を書いていて、思い出したことがあります。
それは、個人の経歴に関すること。
▷ 前回の記事:フリーランスの仕事をお断りしたーそれだけは勘弁!
少し間に、「スーパー派遣さん」と、ランチした時の話です。
ここで言う「スーパー派遣さん」とは、4月で終了になった「派遣なのに上司」な人のこと。
あ、でも、後任の上司も派遣なので、1号さん、2号さんと呼びますね。
そのランチの席で、1号さんから唐突に、「ジャスミンさんって◯◯大学出身ですよね?」と尋ねられたのです。
あ、うん、そうだけど・・・何で知ってるの?
派遣会社が派遣先に提出した経歴書には、学校名は書かれてなかったから、
人事部すら知らないはず。
派遣を受け入れる企業は、"建前上"、選考をしてはいけないことなってるので、
卒業した学校名や、これまでに勤めてきた会社の社名は、伏せられているのです。
(四年制大学卒、としか書かれてなかった気が)
派遣先で、自分から学校名を言ったことは、一度も無い。
なのになぜ!?
しかも、1号さんは、私だけでなく、社員さんたちの学歴も、なぜか全部知っていたのです。
「Aさんは、留学して、アメリカの大学を出てますから」とか、
「Bさんは、□□大の◇◇学部で文系なのに、blah blah blah」などなど、
会話の中に、みんなの学歴がすらすらと出てくる。
1号さんは、極めて短期間の就業で、社員さ達と特別親しくしてる様子もないのに、
どうして・・・?
不思議に思って、「何でそんなに詳しいのですか?」と聞いてみたところ、
「LinkedInで見ました!」と、屈託のない表情で教えてくれました。
なるほど、理由は分かった。
だけど、おばさんはまだ、少し戸惑っているよ。
私個人の感覚か、それとも世代なのかは分かりませんが、
私には、学歴って、大っぴらに話さないものだいう思い込みがあったからね。
そうだとしても、もちろん、1号さんはぜんぜん悪くありません。
LinkedInに学歴を書いて、公表してるのは、自分たちだもんね。
facebookをやってた時は、そこにも校名を書いてたし。
前回の記事に書いた同僚も、人材探しをしてるベンチャーの社長さんに、
「ジャスミンのLinkedInのページを見せた」と言っていた。
ということは、会ったことのないその社長さんも、私の学歴を知っているわけで。
LinkedInで、知らない人材エージェントから、仕事紹介のメッセージが来るのも普通だし。
SNSで仕事を探すのが当たり前になった今、
学歴は、もはや、ひっそり交わされる話題ではなくなったのかな?
だって、SNSに載せて、自ら世界に向けて発信してるんだもんねぇ。
いや、SNSなんて無かった、90年代の昔からかも?
前にこの記事でも書いたけど↓、
そういえば、新卒で入った日本企業でも、学歴はみんなが知ってたわ。
それにしても、1号さんは、学歴に特に興味があるのかも。
だって、私は苗字も名前も、めちゃくちゃありふれているので、同姓同名がLinkedInにたくさん居そう。
そんな私を、わざわざ探したんだものね。
もしかして、1号さんがすごい学校を出ていて、それをアピールしたいのかと思い、
気を遣って話を振ってみたところ
「いやいや私は・・・」と言葉を濁して、教えてくれなかった。
でも、私はLinkedInで1号さんを探しはしなかった。
だって、自分が部下を採用するのでない限り、1号さんの過去は、どうでもよいことだもの。
1号さんが、どんな経歴だったとしても、仕事ができて、情熱もある、
素敵な同僚だったことに変わりはないからね。
それに、LinkedInって、いわゆる「足あと」が付くんじゃなかったっけ?
それとも、足あとが付かないように設定してたかな?
後で確認してみよう。
● 学歴よりも求められたのは、アレでした ●
正社員を辞めて、LinkedInからも遠ざかりました