管理職も会社も辞めました日記

管理職を辞めたいけど、今後の生活が心配・・。そんな気持ちを綴るうち、セミリタイアしちゃいました。旧タイトルは「管理職やめたいです日記」

部門トップのプライドを捨てたら、人生が楽になった

 

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少し前、かつての同僚と食事をした時のこと。

派遣なのに管理職のような仕事をする、「スーパー派遣さん」が就業する前の話です。

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私はセミリタイアしてパートの派遣をしていますが、派遣先の部署には、私ともう一人しかいません。

あの頃はちょうど、その正社員の管理職の方(変人上司)が辞めてしまい、上司(かつ正社員)不在だった時期でした。

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部署に派遣である私しかいなくて、誰にも相談できないなんて不安・・・

そう元同僚に相談したところ、

ジャスミンがやればいいじゃない。

ジャスミンは長年、その部門責任者の仕事をしてたんだから。

時給なんて、派遣契約を巻きなおせばいいだけでしょ」

という言葉が返ってきた。

 

でもね、私がセミリタイアを選んだ最大の理由は、「責任のない仕事をしたい」ということ。

それを彼女に伝えると、

「そんな仕事、つまらなくない?

ジャスミンはずっと部門トップを務めていたのに。

単調な仕事に飽きないの?」と返されてしまいました。

 

しかし私は、「ぜんぜん。」と即答。

これは、強がりでもなんでもありません。

 

彼女に指摘されて気づいたんだけど、私には「元部門トップのプライド」なんてものはもう残ってなかったみたい。

派遣先で他人に仕切られることも、指示が自分の意向と違っても、全然気になりません。

 

派遣先は落ち着かない会社で、今の「スーパー派遣さん」を含めると、上司はこれで3人目ですが、

誰が上司であった時も、指示を出されれれば、「はいよろこんで」って感じで、従ってます。


私だったらこうするな、こっちのやり方の方がいいんじゃないかな、

と思うこともありますが、提案したりはしません。

 

breath

 

これって、私が心からセミリタイアを望んでいたことの表れなのかな?

それとも、そもそも管理職向きではなかったのか?

正直、その答えはわかりません。

 

ただひとつ言えるのは、今の働き方を選んでいる自分は、とても自然体だということ。

責任ある立場にいたからこそ味わえた充実感ももちろんありましたが、

今は今で、気楽で肩の力が抜けた自分でいられることが心地よいんです。

 

それを聞いた元同僚は「えー、もったいない」と言い、あんまり納得してなかったけどね。
まあ、彼女はかなり後輩ですからね。

「リタイア=枯れる」の心境が分かるには、まだ若すぎるのかも。

 

そういえば、まだ管理職だったとき、叔父に同じことを聞かれたことがあったっけ↓。

派遣になってまだ1年未満ですが、今のところ、

「プライドが邪魔して、非・管理職の仕事ができない」という心配は、杞憂だったと言えそうです。

 

● その時の記事です ●

yamekanri.com

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