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私はセミリタイアして3年目。
現在は、外資系企業で、週2、3日、派遣としてで働いています。
その目的の一つは、せっかく覚えた英語を忘れないため。
もちろん、フルリタイアするほどのお金がない、というのも理由ではありますが。
● セミリタイア前から、派遣に憧れてました ●
現在の派遣先には、アメリカ人をはじめとして、多くの外国人がいる。
とりわけ、あるアメリカ人の社員さんとは、席が近いので、よく世間話をします。
彼は日本語も話せるので、日本語で会話しても良いんだけど、
自分の英語力維持のために、あえて英語で会話をしていました。
ところが先週、いつものように英語で話していた時のこと。
その人が、落ち込んだ表情で、こう言うのです。
「ジャスミンさん、ぼくの日本語って、やっぱりダメですか?」と。
驚いて理由を聞いてみると、彼が一生懸命日本語を話しているのに、
私が英語で返すものだから、自分の日本語が通じていないと思い込んでいた・・・
んだ、と。
えー!まさかそんな風に思われていたとは!
私は、慌てて説明。
自分が英語を使っていたのは、自分のためであって、
彼の日本語はめっちゃ流暢、完璧!心配しないで!と伝えました。
彼は、それを聞いて安心した様子でしたが、まさか、
自分の学習意欲のせいで、知らない間に外国人を傷つけていたとは。
驚き、そして反省しました。
外国人、特に、世界の公用語たる英語ネイティブの人が、日本語を話したがってると、
想像したことがなかった。
しかも、自分の日本語通じてるかな、とオドオドしていたなんて。
まるで、外資系に勤め始めたばかりの私みたいじゃない。
外国語を学習をする人の悩みは、みな同じなんですねぇ。
というわけで、今後は、彼とは英語と日本語の両方で会話をすることになりました。
外国語習得のために、お互いに協力しあいます。
そして個人的には、相手がどんなことを思っているか、もっと想像しようと思った。
アメリカ人だから◯◯でしょ(英語の方が楽でしょ、など)と決めつけてた自分を反省しました。
うーん、やっぱり、働きに出ると、学ぶことが多いですねぇ。
フルリタイアもいいと思うけど、働くと、お金以外にも得られるものがあるなぁ・・・。
● 関連記事:外資系で働く日本人って、どれくら英語喋れるの?●
セミリタイア前は、お金や学びを得られても、ストレスで失うものも多かった・・・