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少し前のこと、「私、鬱かも?」と思うくらい、落ち込んでいた時期がありました。
この記事の頃です。
▷ 「思い出病」に罹っている - 管理職も会社も辞めました日記
あの記事に書いたように、「思い出」のお陰で、ちょっとは元気になったけど、
それでも、気分が落ち込む、食欲が無い、眠れない、などの症状が出ていた。
これは、いわゆる「鬱っぽい」っていうやつなの?と思っていたら、
ある朝、派遣の仕事の日だったのに、ベッドから起き上がれなくなりました。
辛い・・・。
とにかく今日は、体調不良でお休みしよう。
派遣社員が急に休む時って、派遣先と派遣元、両方に連絡するのかな?
こういう時って、電話?メール?
派遣先の電話番号って、どこかにメモったっけ?
とそんなことを考えてたら、すごく面倒くさくなってきて、
今日だけじゃなくて、ずっと休んで、そのままフルリタイアしちゃおうか。
そして一生、ベッドで寝ていようか。
そんなことを思うまでになりました。
しかし、そんな状態でも、お手洗いには行きたくなる。
生き物としての仕組みには抗えない。
とりあえず起きて、お手洗い行ったら、次は口をゆすぎたくなったのでゆすいだ。
すると今度は、喉が渇いたのでキッチンで水を飲み、
さらにコーヒーが飲みたくなったので、コーヒーを淹れ・・・
なんてことをやってたら。
いつの間にか、毎朝のルーティーンの軌道に乗ってた!
ついには化粧まで始め、
「へー、私、会社に行くんだ」と、ひとごとのように思った。
ここまできたら、仕事に行かれます。
お化粧したら、もったいないから外出しよう、っていう心理になりますからね。
(これって女性共通かな?それとも私だけ?)
いやー、習慣って恐ろしいですね。
体調不良で休み→からのフルリタイア!
のはずが、いつのまにか、マスカラまで塗ってたもの。
悪い習慣については、なかなか直らなくて困ってます。
だけど、良い、というか「いつもの習慣」には、
ちょっとした鬱を乗り越えられるくらいの力があるんですねぇ。
よくよく考えてみると・・・
今、こうして働いているのも、単なる習慣なだけなのかもしれない。
お金、社会的役割、自己実現、人とのつながり、など・・・
いままで、働く理由について、いろいろ考えてきたけど、実は理由なんてないのかも。
幼稚園以来、朝起きて、身支度をして、とりあえずどこかに行って何かやる
ということを繰り返してきた。
その延長で、今も働いているだけで、
実は、資産額は、フルリタイアしない理由とはあまり関係ないんじゃないか?
なーんて、そんなことを思いました。
習慣(と思い出)の力で、その後徐々に回復し、
今では、不満をブーブー言いながらも、普通に仕事に向かうことができています。
きっと、こんなのは、鬱のうちに入らないのでしょうね。
習慣の力ではどうにもならなくなったら、その時が本当に、鬱の心配をする時なのかも。
● 習慣というより、社畜の習性?●
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